フランスに住んでもフランス語は上達しない

アンサンブルアンフランセの先生から「フランスに住んでいても、自然にフランス語が上達するわけではないので、継続学習が必要ですよ。」とアドバイスを頂きました。

「フランスにいるし、絶えずフランス語に触れているんだから、別に勉強しなくても、そのうち話せるようになるんじゃない?」と、甘くなってしまう自分に活を入れる言葉でした。

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「フランスにいれば、自然とフランス語が上達する」
このことが幻想なのは、日本語に置き換えて考えてみれば明らかです。

他の表現で言い表せないから、つい「可愛い」や「やばい」を多用してしまったり、パソコンの普及によって漢字を忘れてしまったり。。。

「日本に住んでいるから、自動的に日本語力が高くなる」とは、到底思えません。

2017年に岩波書店が実施した「日本語力調査」によると、自分が使う日本語に対し「自信がない」と回答した人は全体の6割を超えていたそうで、たとえ日本に住んでいたとしても、私も含め、自分の日本語に自信がない人は多くいるようです。

 

ある文学Youtuberさんは語彙力アップの方法として、次の3点を強調されていました。

①色々なジャンルや作家さんの本を沢山読むこと
②知らない漢字・言葉は調べて、実際に自分の言葉として使ってみること
③言葉が好きであること

母国語である日本語ですら、このように自ら進んで学習する必要があるのですから、外国語であるフランス語であれば、尚更のこと。

 

では、なぜ「外国語を自然と話せるようになる」という幻想を信じたくなるのか。。。

それは多分、ラクをしたいからでは?

海外生活を始めたばかりの頃は、特別なことをしていないのに、疲労感を覚えます。見知らぬ土地、見知らぬ人、見知らぬ文化に緊張しているから。

心身ともに疲れすぎて、「何もしなくても、外国語が話せるようになっていないかしら。。。」なんて淡い期待が、この幻想を作り出している気がしてなりません。

 

もちろん、今の時代、電子辞書や翻訳アプリを駆使すれば、根を詰めて勉強しなくても、大まかな意思疎通は取れるようになるでしょう。

しかし、そのまま自然の流れに身を任せていては、何年たっても正確な表現を使えるようにはならないと思います。

「自然に」という単語を辞書で調べると、「おのずからそうなっているさま。天然のままで人為が加わらないさま。あるがままのさま。」と書かれていました。

どこに住んでいても、「自然に」、つまり何もしないなら、冒頭で先生がおっしゃったようにフランス語は上達しません。発音や単語、文法を学び続け、フランス語やフランス語圏の文化、フランス語話者に対して関心を持ち、自分自身のフランス語に対する注意力を養う必要があります。これらは「意識的」で「人為的」な行動です。

 

「フランスにいるだけで、いつか自然とフランス語を話せるようになっていれば」というファンタジーに浸りたくなる日もありますが、そんな時は、大抵疲れているので、体と頭を休めて、再び現実の世界に戻ろうと思います^^

 

今日も最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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